攻撃者の視点を踏まえたリスクの調査と評価 ASM(アタックサーフェイスマネジメント)サービス

概要

攻撃者視点での脆弱性の発見、リスク調査とエクスポージャ分析を通じたリスク評価を実施します。​
実際のビジネス影響度を考慮した優先順位付けを行い、効率的なリスク対応を可能にします。​

サービスイメージ​
サービスイメージ​
プロジェクトアプローチ​
工程​ タスク​ 作成物​
STEP 1

計画/準備​

  • スコープの定義と合意​
  • シード等関連情報準備​
  • スケジュール策定​
  • シード一覧表​
STEP 2

ASM導入

  • シード管理​
  • 外部公開資産スキャン
  • 脆弱性スキャン​
  • 脆弱性検出一覧
  • 外部公開資産一覧​
STEP 3

エクスポージャ分析​​​

  • 検出結果の分析​
  • 脆弱性の評価​
  • 悪用可能性調査​
  • 優先順位付け​
  • 分析結果報告書
STEP 4 Option​

ペネトレーションテスト​

  • 侵入テストの実施​
  • 検出した脆弱性への攻撃
  • 対策状況の評価​
  • テスト結果報告書​

ASM(アタックサーフェイスマネジメント)の必要性

DX、クラウド化の推進に伴い外部公開されるIT資産が増加していることから、
近年、アタックサーフェイスマネジメント(以下、ASM)を活用した外部公開IT資産、脆弱性の管理が注目され始めています。
一方で、ASMで検知した脆弱性に対して正しい優先順位づけができていないが故に、
早急に対処すべき脆弱性を放置してしまい、そこを攻撃される可能性もあります。​

脆弱性の深刻度を表す「CVSS/B」で優先順位づけを実施するケースがありますが、
実際にその脆弱性が悪用されるかどうかという観点の方が重要であり、この観点での分析がASMにおいても求められています。


悪用可能性に基づいた脆弱性の分析と正しい優先順位付けが必要です。​

悪用可能性に基づく分析の重要性とは?​

従来では、CVSS/Bスコアを参照に優先順位付けがされてきましたが、必ずしも実際のリスクと結びつくとは言えません。
悪用可能性に基づき優先順位付けを行うことが効果的な対処に繋がります。​

従来の優先順位付け​

CVSS/Bに基づく優先順位付け

一般的なASMサービスでは、CVSSと資産の重要性を組み合わせたリスク分析手法が採用されています。CVSS/Bは脆弱性の理論上の深刻度を示す一方で、実際の攻撃リスク要因や多数の脆弱性検出時の優先順位付けにおいて、より詳細な分析が求められる場合があります。

CVSS/Bのスコアが高い≠実際の攻撃リスクが高い
CVSS/Bのスコアが高い≠実際の攻撃リスクが高い

理想的な優先順位付け​​

悪用可能性に基づく優先順位付け​

検出した脆弱性の実際の悪用可能性に基づく優先順位付けを実施することが重要です。悪用可能性の高い脆弱性は攻撃対象となる確率が高く、これに着目することで対処すべき脆弱性を効果的に絞り込むことができます。この手法により、より効率的なリスク低減が可能となります。​

悪用可能性が高い=実際の攻撃リスクが高い​
CVSS/Bのスコアが高い≠実際の攻撃リスクが高い

特長

継続的な外部公開IT資産に関する脆弱性の検知を実施した後、悪用可能性に基づき分析を実施。
悪用可能性の高い脆弱性については検証を行い、優先的に対処できるようにします。

  • 脆弱性の
    検知
  • 脆弱性への
    優先順位付け
  • 脆弱性の
    検証 Option

ASM

外部公開IT資産と潜在的な脆弱性を網羅的に特定・検知します。自動スキャンにより、継続的に外部公開IT資産と脆弱性を把握します。

エクスポージャ分析

検出された脆弱性を詳細に分析し、ビジネスへの影響度や攻撃の容易さを考慮した悪用可能性に基づいて優先順位を設定します。

ペネトレーションテスト

分析結果に基づき、実際の攻撃者の視点から侵入テストを実施します。脆弱性の悪用可能性を検証し、現実的な対策状況を評価します。
解決できる課題

外部公開IT資産の把握
によるIT資産管理の高度化

古いソフトウェアや問題のある
デバイスを特定し、迅速に対応
することでリスクを軽減できます

適切なリソース計画と
セキュリティ対策の立案が可能

検証結果からどの脆弱性に
対して誰がいつ対処するかの
計画を立てることができます

継続的な監視と検証による
セキュリティリスクの低減

単発に終わらず、継続的に検知と検証
を続けることで、長期的な
セキュリティ態勢を強化できます

運用イメージ

お客様よりシード情報をいただき、弊社側で外部公開IT資産の検知と脆弱性検知、脆弱性に対するエクスポージャ分析まで実施。
結果については独自観点を踏まえてご提供します。

お客様
当社
計画/準備

打合せ

お客様へのヒアリングを通じて、シード登録に必要な情報をご提供いただく。

資産内容確認

シード別の外部公開資産の一覧をご提供。資産数により見積を提示し、ご契約。
アカウント
発行/サービス
提供

ASM導入

ASM導入

外部公開資産スキャンと脆弱性スキャンを通じた脆弱性の検知

分析

分析

エクスポージャとして検知された脆弱性の詳細を分析
報告

報告

ご担当者へ悪用可能性の高い脆弱性をご報告
成果物

ASM/エクスポージャ分析

  • シード一覧表
  • 脆弱性検出一覧
  • 外部公開資産一覧
  • 分析結果報告書

価格

最小構成で130万円からASMサービスをご利用いただくことが可能です。
運用研修(オプション)を受講いただくことで、お客様でASMを運用し、自由にご利用いただくことが可能になります。

標準サービス
  • ASMライセンス 50アセット
  • エクスポージャ分析
  • 分析結果報告レポート

価格:1,300,000

オプション
  • ASM運用研修
  • 定期運用サービス
  • 追加エクスポージャ分析
  • ペネトレーションテスト
  • ライセンス追加購入
  • スキャン結果の精査
  • 問合せサポート

価格: 別途ご相談

CONTACT

当サービスに関するお問い合わせは、こちらからお気軽にご相談ください。

当サービスに関するお問い合わせ
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